お菓子作り考古学者ヤミラさんのワークショップに参加してきました。ヤミラさんといえば、土器片のようなクッキー「ドッキー」や「畜生ビスケット」で有名。
友だちのばあちゃんが、「たべっ子どうぶつ」のことを「畜生ビスケット」って言ってた話は一生忘れない。
— ヤミラ (@yamiramira)
今回は、ただ「ドッキー」を作るだけじゃなくて、自分の出身地だったり、好きなものだったりを文様化して、「自分ドッキー」を作ってみよう、という企画でした。焼きあがった自分ドッキーを参加者のひとに見せながら自己紹介したり、推理してもらったり。
写真は、お手本として、出身地の特産物や、飼っている犬を文様にして、自分ドッキーをつくるヤミラさん。すさまじく手際がいい。いままで何枚くらい焼いてきたんだろう。

土器を観察すると、どのような地域で作られたのか、時期はどのくらいか、どんなものを信仰していたのか、などなど分かることが沢山あるらしいんですよね。考古学者同士が集まると、ひとつの土器片だけで、小一時間語れるとかなんとか。
顎に手を置きながら、参加者の方々が作った自分ドッキーを眺めていると、考古学者気分になれます。「なるほど、これはサンショウウオの足跡ですね」みたいに。そして、考古学で大切なことや、考古学の大切さが、かすかに、なんとなく分かります。そうそう、この感覚が欲しかったんですよ。
ここで、僕の自分ドッキーづくりを振り返ってみます。

生地に自分を表すようなものを練りこみます。たとえば元気なひとであれば「ミロ」の粉末を加えたり。実際の土器にも、鉱物や動物の毛などが含まれるそう。

こんな感じで成形します。

ランダムにカットします。太陽の塔や三鷹市の市章がモチーフ(わかりづらい)

みなさんの素敵なドッキーにくらべると、かなり素朴な焼きあがり。

これは翌日撮影したもの。
この話題を、この「テクノスケープガイド」で扱っていいものか、ちょっと迷いましたが、なんとなく「テクノ」を感じたらOKという、ゆるい運営方針なので書いてしまいました。煮炊きだったり、貯蔵だったり、自然と戦うために必要だったテクノロジー=土器と考えれば、それはもう「テクノ」と解釈してしまってもいいかなと(強引)
ということで、とっても楽しいワークショップでした。


